変数の外観を捉える #3 (カテゴリカル変数)
「人事データ分析入門講座」講師の武田です。 本日もよろしくお願いします。 今回は、前回の続きで、カテゴリカル変数の外観を捉える方法をお伝えしていきます。 カテゴリカル変数の分析を始める前に 量的変数は定量的な比較ができますが、カテゴリカル変数は直接的には量的な分析を行うことはできません。そのため、量的変数に何らかのまとまり(グループ)を与えるものとして利用している方も多いのではないでしょうか。例えば、所属別に時間外時間数を比較したり、男女別にエンゲージメントを集計したり。 人事データ分析では人や組織の観点が重要で、それらが持つ属性情報が分析の切り口になります。そして、人や組織の属性情報の多くがカテゴリカル変数で表現されています。そのため、カテゴリカル変数は分析の切り口として大きな意味を持ちます。 それでは、人事データ分析を始める前にカテゴリカル変数の外観を捉えるとは、どのような作業を指すのでしょうか? 第一にやるべきことは、カテゴリカル変数に含まれる要素(カテゴリー)の種類を確かめることです。例えば、性別や所属、グレード(あるいは等級)というデータ項目があった場合、そのデ...